成長支援型人事制度

中小企業には、人事制度や評価制度がない、またあってもあまり機能していない会社も多くみられます。そこで、完全無欠の人事制度を狙うのではなく、「60点導入主義」、細かな点では少しの不足点があっても60点でもいいからその企業に適した制度を策定、運用を開始して、問題があれば随時見直していくことが大切だと考えています。人事制度の導入は「社員のやる気を出してもらうこと」が必要です。地道に努力している社員に対して、「あなたを認めている、頑張ってほしい」という会社のメッセージをできるだけ多く伝えることが必要です。そこで、最低限必要な制度づくり、現場で運用できるしくみ、誰でも評価できる、管理者が育つ、社員育成につながる、そして経営課題に直結させる人事制度の導入をご提案します。

基本理念

・「社員全員の幸せ」を目的とし、働く全ての社員がイキイキと輝き、社員とその家族や地域社会が「幸せ」になることを目標としています。雇用形態にかかわらず、全社員にスポットを当てて、「成長したい」という意思がある人全員を引き上げていこうとする仕組みです

具体的な推進内容

•「OJTノート」による積極的な情報開示(経営理念、事業計画、経営数値目標、行動指針、会社諸規定、会社の情報を公開するだけでなく、「月別の行動リスト」「お客様の声リスト」「社員の名簿」などを書き込めるようになっている。「社員の名簿」には、全社員の誕生日や長所、特技の記載もあり、会社への関心を高めると同時に、社員のコミュニケーション活性化のツールとしても役立てる。また、評価面談時や月1回の会議にはOJTノートを必ず持参する)
•毎月最も良い働きをした人を全社員が互選で選ぶ「表彰制度」(月間優秀社員の中からさらに年間優秀社員を選出する)
•朝礼当番の際、他の社員がした良い行動を発表する「一日一善運動」の推進
•一人の社員が色々な仕事をこなすことができる「複数担当制」の推進
•各部署の最終退出者が名前と退出時間を記入する「最終退出表」
•業務で困っているときや繁忙時には、部署を超えて助け合う「助け合い制度」
•自分に足りないスキルを見える化しチーム内で共有、日々の業務の中に「スキルアップタイム」を導入
•評価要素の職務・スキルの優秀者を公表するシステム

人事評価制度の成果物

成長等級制度
行動評価制度
教育制度
給与制度
現状分析ソフト、昇給賞与ソフト、ポイント制退職金ソフト、各運用諸規程、運用の手引等を提供します

成長等級制度

社員の成長度(成長点数)に応じて等級を格付けします
1。成功等級体系表の作成
2.昇格基準の総合評価基準の設定
3.昇格要件表の作成

行動評価制度

成長要素の期待成果・主要職務・知識技能・勤務態度を評価します
1.階層別に成長シートを作成する
2.成長要素・成長基準・ウエイトを決める
3.評価調整会議の運営
4.評価フィードバックの実施

教育制度

4つの評価要素を教育テーマに各人の成長点数の向上を目指ざします
1.教育課題を「成長シート」の成長要素に限定します
2.主要職務の遂行者②知識技能取得者の確認
3.知識技能の内容の整理
4.教育訓練計画の作成

給与制度

成長シートの成長点数と成長等級を昇給・賞与に反映させます
・昇給額は予算の範囲内で適切な額とします
・各等級ごとに上限・下限額を設定します
・賃金表のない柔軟な賃金管理ができます
・年齢による係数の変更が可能となります(例 55歳まで1.0 56歳0.8 57歳0.6・・)
・職種・雇用形態別に昇給係数が設定できます(例 営業1.0事務0.9パート0.7・・)
・各人の貢献度に応じた貢献賞与額を決定します